働き盛りの若い年代で突然死するリスクを減らしたければ「強い血管をつくれば健康になる!/杉岡充爾(日本循環器学会専門医)(出版社:ベストセラーズ)」という本がおすすめです。
目次
突然死する確率を下げるために必要なこと
30代の働き盛りの若者が突然死することは決して珍しくはありません。突然死の原因のほとんどは心筋梗塞をはじめとする血管の詰まりです。
血管の詰まりには2種類あって、動脈硬化のように徐々に進行するタイプと、強いストレスがかかることによる血管のけいれんです。突然死を招くのはこの血管のけいれんです。
人間の体はよくできていて、ストレスがかかると腎臓の上にある器官である副腎から、抗ストレスホルモン「コチゾール」分泌して体と心をストレスから防御します。
しかし、常にストレスにさらされていたり、生活習慣が悪かったりすると、副腎が疲労し、コチゾールの生成能力が弱まります。その結果、ストレスを受け続ける血管は緊張状態を強いられることになり、どんどん弱っていく。そして、限界に達すると、突然血管はけいれんを起こし、キュッと収縮してしまいます。
つまり、突然死を防ぐためにやるべきことは
- ストレスを軽くする
- 血管を強化する
- 副腎を強化し、副腎疲労を防ぐ
の3つです。その主な方法は下記の通りです。
ストレスを軽くする方法
- 朝の習慣を見直して自律神経のセルフケアを行う
- 良質の睡眠をとる
- 瞑想をして脳を休息させる
- 気分転換する時間を作る
- 感情を開放してストレスを発散する
- 「香り」や 「温冷入浴法」 で自律神経を調整する
血管を強化する方法
- 腹筋運動や体幹の筋肉を鍛えて内臓脂肪を減らす
- 善玉ホルモンを増やす豆腐や海藻、 善玉ホルモンの働きを助けるトマトを積極的に摂る
- 有酸素運動を行って血液中のNO(一酸化窒素)を増やす
- ふくらはぎを鍛えて、血流を良くする
- 「ビタミンA・C・E」を摂取して血管の酸化を防ぐ
- 食後に血糖値が急上昇しないようにする
副腎を強化し疲労を防ぐ方法
- 副腎の働きをサポートするビタミンB群を補給
- 腸を穴だらけにする乳製品や小麦の食品を食べすぎないようにする
- 砂糖を摂りすぎないようにする
- 発酵食品と善玉菌のエサとなる水溶性の食物繊維、オリゴ糖を多く摂る
- オメガ3系脂肪酸が含まれる亜麻仁油や荏胡麻油を一日スプーン1杯摂る
- ファスティング(断食)をして腸を休ませる
- 食品添加物を摂りすぎないようにする
- ブロッコリーとレモン水を摂取する
- 適度な運動をする
- 半身浴をする
- 体を温める食べ物を摂取して発汗を促進する
ここに挙げた全部を実行するのが理想かもしれませんが、 完璧にやろうとして、それがプレッシャーとなり、逆にストレスが溜まっては元も子もないです。できることから少しずつ生活に取り入れていきたいですね。